犬や猫に学ぶ人に好かれるコツ
- 2014/9/30
- 更新:2014/12/15
犬や猫に限らず、ペットを飼っている人は、「うちの子が、一番かわいい」と思っているはず。
犬や猫は、人間と違って、なぜかわいいのでしょうか。
可愛いということは、好きということ。犬や猫は生まれ持った素質?で、人間に好かれるという才能を持っています。
それが何故なのかが分かれば、人間も応用できるのではないでしょうか。
ペットは、なぜ可愛いのか
飼い主が帰ってくると、喜び勇んで、走ってくる。
そして、しっぽを猛烈にパタパタと振り、ピョンピョンとジャンプしながらお迎えしてくれる。
好きという気持ちを、体中を使って表現してくれます。
飼い主が朝目を覚ますと、遊ぼう、遊ぼうと騒ぎ出す。
言葉なんて話せないのに、遊ぼうと言っているのが分りますよね?
リードを持つと、テンションが上がり、「散歩!?散歩に行くの!?行けるの?やったー!」とばかりに、全力でグルグル回り出す。。
素直に好きというのを態度で示しているだけ
飼い主が大好きなことを隠しもせず、素直に態度で表現します。
それを見た飼い主も、可愛いな、と思うもの。
猫は、犬ほどではありませんが、お腹を出して転がったり、顔をこすりつけて甘えてきます。
お腹をさすったり、喉元をなでると、ゴロゴロ気持ちよさそうにして、喜びます。
態度で表現するので、相手が自分のことを好きなのか、嫌いなのかはすぐに分ります。
言葉が無くてもわかるもの。
本当に思っていることは、態度に出てしまうものです。
そして、自分のことを好き、と言っている犬や猫のことを嫌いになることは難しいものです。
最初は「ブサイクな顔だなぁ」と思っていた犬や猫の顔が、途端に可愛く見えてくるものです。
あなたは好きな人にどんな態度をとっていますか?
これは、人間も同じこと。
自分を好いてくれる人は好きになり、自分のことを嫌いだと思っている人のことは好きになれないもの。
相手は自分のことを好きかしら?と気にするより、相手がどう思おうと、私はあなたのことが好き、という態度を見せ、相手が喜ぶことをすればいいのです。
ペットである犬や猫は、飼い主が意地悪しようとも、好きといってくれます。
そんないじらしい姿をみて、キュンとした経験はないでしょうか。
男が好む女のタイプとか、モテる男7つの特徴、なんて駆け引きやテクニックばかり勉強して試すより、素直に相手が好き、というのを態度で表現すればいいのではないでしょうか。
料理で例えると、恋の駆け引きやテクニックは、素材を引き立てる、調味料やスパイス、隠し味です。
素材を引き立てるのが役目であり、主役はあくまで素材です。
あくまで相手本位
相手が好きだからといって、見返りを求めて、自分の気持ちを押し付けるのは逆効果です。
相手が自分のことを好きと言ってくれるまで、あきらめないというのは、度が過ぎると、ストーカーになっちゃいます。
自分が相手に好意を表現し、相手も自分のことを好きになってくれれば、それでOKですが、残念ながら相手は自分のことが好きじゃないみたいだ…というのが分かったら、いったん様子をみたり、アプローチを変えたり、それでもダメなら、いさぎよく引くことも大切です。
まとめると、犬や猫が好かれるのは、相手に見返りを求めず、相手の喜ぶことを一生懸命して、あなたといると嬉しい、楽しいという態度を見せるということです。
これを、あなたの人間関係や恋愛に活かすことが出来れば、きっと上手くいくと思いますよ!