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日本神話の夫婦神と良縁招き猫・今戸神社
- 2015/10/2
今戸神社は、浅草駅より隅田川沿いに15分ほど歩いたところにあります。
創建は1063年と古く、源頼義(みなもとのよりよし)、義家(よしいえ)父子が、奥州討伐のさい、京都の石清水八幡を勧請(かんじょう)したのが、今戸八幡(現在の今戸神社)と言われています。
勧請(かんじょう)とは、神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ることです。
その後、戦や震災にあいながらも、社殿が再建され、1937年に近くの白山神社と合祀し、今戸神社となったそうです。
御祭神
お祀りしている神様は
- 應神天皇(おうじんてんのう)
- 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
- 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
- 福禄寿(ふくろくじゅ)
です。
簡単に説明すると…
應神天皇(応神天皇)は、実在した第15代の天皇で、武家の守護神として古くから信仰されており、八幡宮と名の付く神社の神です。
イザナギとイザナミは、日本神話で一番最初の夫婦の神です。
地上に降り、結婚をし、日本の島々を作り、神々を生む「国生み・神生み」を行ったことから、縁結びの神、結婚の神と言われています。
福禄寿は、七福神の内の一神です。
七福神は、神仏習合時代のなごりで、日本古来の神やインドのヒンドゥー教や仏教、中国の道教などの神が集まったものです。
参考→神仏習合・神社とお寺について
今戸焼・発祥の地
今戸焼は、1573年頃から、今戸周辺の隅田川沿いで始まったとされ、歌川広重の浮世絵などにも描かれており、昔は江戸を代表する焼き物だったそうですが、今は「今戸焼白井」一件のみが残っているだけだそうです。
敷地内に、今戸焼発祥の地の碑があります。
招き猫(まねきねこ)発祥の地
全国、どこに行っても見かける招き猫ですが、今戸焼の招き猫が、最初と言われています。
※諸説あるようです
江戸時代末期に、ある老婆が貧しさのため、愛猫を手放したそうです。
その猫が、夢枕で「招き猫を作るといい」という言葉通りに作り、浅草寺の参道で売ってみたら大評判になったとのことです。
オススメは、オスとメスの猫が一体になった良縁招き猫。
通常の招き猫は、小判を持った商売繁盛の猫や、一匹のみの招き猫がほとんどですが、オスとメスが一体になったのは、ほとんどありません。
おみくじも猫だらけで、その数なんと28種類。猫好きにはたまらないですね。
新選組・沖田総司・終焉の地
新選組・一番隊組長で、最強といわれた沖田総司が、肺の病気になり、療養し亡くなった場所ともいわれています。
沖田総司終焉の地、の碑があります。
婚活神社
神社の境内で、男女の出会いの場を設けており、知る人ぞ知る?婚活神社としても注目を集めているようです。
(少し恥ずかしいような気もしますが…)
住所も東京都台東区今戸1-5-22で、「いいふうふ」とも読め、語呂合わせも良く縁起がいいですね。
テーマソングもあるようです。
福よ来い来い招き猫
作詞は宮司のお母さん、市野恵子さん、振付はラッキィ池田だそうです。
※猫ひろしじゃありません。
今戸神社の市野智絵さんインタビュー↓
市野恵子さんインタビュー(前編)
市野恵子さんインタビュー(後編)
近くに立ち寄った際には、足をのばして行ってみてはいかがでしょうか。