婚活が上手くいかない人の思考10パターン

  • 2015/1/29
  • 更新:2015/02/03
喧嘩するカップル・イメージ

このサイトをご覧のアナタは、結婚をしたいと思い、どうすれば幸せな結婚ができるか、どうすればお付き合い相手と出会えるか、と思い、日々婚活をしていることと思います。

周りの既婚者を見渡すと、容姿や年齢、能力などとは関係なく、幸せな結婚をしているように見え

  • 自分は、他人と比較して性格や容姿など、特に劣っているとは思わない。
  • むしろ、他の人よりいい女、いい男だと思う。
  • 何で、あんな女性(男性)がステキな男性(女性)と結婚出来たのかわからない。

そう思いたくなることが、あるかもしれません。
そう思いながら婚活をし、努力をしても、思うようにいかないことは多々あるかもしれません。
だんだん、婚活することに疲れてくる日もあることでしょう。

婚活疲れ

思うようにいかないことが何度も続くと、自分は結婚出来ないのではないか、自分に何か欠陥があるのだろうか、変な人ばかりしか残っていないのか、と思うようになり、婚活自体がつらくなったり、疲れたりするかもしれません。

そして、婚活がちょっと上手く行きそうになると、前回は似たようなパターンで音信不通になったから、また今回も同じに違いない、等のように、きっとまた悪いことが起きるような気がするかもしれません。
また、どうせ今回も上手くいかないんだろうな、もうやめようかな、と諦めたくなるかもしれません。

他人から見たら、「それは考えすぎだよ」とツッコミたくなりますが、本人は本気で言っているので、指摘出来ずに、言葉をにごして話を合わせることになります。

認知の歪み(ゆがみ)

このように、上手くいかないことが続いたりすると、考えが極端に偏ってくることがあります。

これを認知の歪み(ゆがみ)といいます。

認知の歪みは、主に下記の通りです。

  1. 白黒ハッキリ付ける
  2. 一般化のし過ぎ
  3. 心のフィルター
  4. マイナス化思考
  5. 結論の飛躍
  6. 拡大解釈と過小評価
  7. 感情的決めつけ
  8. べき思考
  9. レッテルを貼る
  10. 責任の押し付け

この10個の認知のゆがみが極端に出ると、婚活に限らず、仕事やプライベートの人間関係にも悪影響が出てきます。

誰でも、いくつか認知の歪みを持っていますが、それが極端に出たり、複数のものが重なると、自分や周りの人を傷付けたり、苦しめることになります。
そうなると周りの人はあなたを避けるようになり、孤立し、ますます認知のゆがみが酷くなってしまいます。

そうならないためには、どうすれば良いでしょうか。

それにはまず、10の認知の歪みを知り、自分がどういう偏った考え方をしているのか、知ることが大切です。

白黒ハッキリ付ける

対立したり上手くいかないことや、相手に対し、白か黒か、全てかゼロか、YesかNoか、極端な考え方しかできない。
曖昧を許さず、グレーはありえない、という考え方です。

普段は柔軟な考えが出来たとしても、ストレスがかかった状態では、このような極端な考え方に陥りがちです。

完璧主義、とも言えますが、完璧主義の人というのは
「何事も完璧に出来る人」のことではなく
「他人または本人が完璧に出来ないことが許せない人」のことです。

この世に完ぺきな人は居ない、ということを知りましょう。

一般化のしすぎ

自分の数少ない特殊な経験を、全てそうなんだ、と決め付けたり、当てはめる考え方です。
あなたは、こういう言葉をよく使っていませんか?

  • いつも
  • みんな
  • ぜったい
  • どうせまた
  • 決まっている
  • 必ず

この言葉が口ぐせになっている人は、一般化のし過ぎです。
例えば、1~2回フラれただけで「私はいつもフラれる」とか、「一回デートしたら連絡が来ない…。男っていつも、みんなこう…」というように、数人の例で、全てと思い込むのです。
他にも

  • 男はみんな浮気をする
  • 男は甘いモノが苦手だ
  • 女は感情的だ
  • 天秤座の男は必ず浮気する
  • AB型の男は冷たい
  • 東京の人はええかっこしい
  • 九州の男は亭主関白だ
  • 一人っ子は自己中でわがまま

なども、一般化のし過ぎです。
男の人は、浮気をするより浮気をしない人の方が多いですし、冷静な女性もいます。
100%絶対こうだ、というのはありません。

そういう言葉を使っているな…というアナタは、その言葉を使わないようにして
本当に、みんなそうなのか?本当にいつもそうなのか?本当に必ずそうなのか?と自問してみてください。

心のフィルター

相手が、あなたに対して言った否定的な言葉や態度にこだわり、その後も気にして、考え方に悪い影響を与えます。
相手の長所は全て無視し、悪いことばかり目につき、良いところが見えなくなります。

例えば、好きな人にフラれたことばかり気になり、あなたを好きだと言ってくれた人のことは無視し「私は誰にも愛されないんだ」「私は価値のない人間だ」と思ってしまったりします。
9名の人が「あなたは魅力的です。付き合ってください。」と言っても、1名にこっぴどくフラれた経験を引きずって悩んだりする考え方です。

マイナス化思考

過去の良くない経験が尾を引き、
何でもないことや、相手が自分にしてくれた好意、良いことまで、悪いことにすり替えてしまい、ネガティブな考えをすることです。
相手は

  • 自分を利用しようとしているのではないか
  • 操ろうとしているのではないか
  • 騙そうとしているんじゃないか
  • もて遊んで捨てるつもりじゃないか。

など、とにかく悪い方へ考えてしまうクセです。
好意でしてくれたことも、何か裏があるんじゃないか?いや、絶対に裏がある!と考えてしまうクセです。

結論の飛躍

事実を確認せず、根拠もないのに、結論へと飛躍します。
これには、3つのパターンがあります。

  1. 心の読み過ぎ
  2. 心読みの期待しすぎ
  3. 先読みの誤り

です。

心の読み過ぎ

相手が、私のことをどう思っているか、私には分かる。という考え方です。
あの人は私をおだてて私を利用しようとしている、私と話す時に笑わなかったから嫌っている、きっと陰で笑っている、などです。
相手の心は、本人に聞いてみないと分かりません。心を読むのは、ほどほどにしましょう。

心読みの期待しすぎ

言わなくても分かるでしょ!とか、私だったら、こうするから、当然あなたもこうするわよね?常識よね?と、自分の勝手な想像を相手に期待し、その通りに行動しないと怒り出したりします。
○○してくれると思ったのに、してくれなかった!と、相手に失望したりします。

先読みの誤り

現在、自分と上手くいかない人がいたとして、相手は今後も変わらないし、上手くいかないだろう、という考え方です。
勝手に相手の心を読み、それが間違っているのに、正しいと思い込んだりします。

拡大解釈と過小評価

自分や相手の短所を必要以上に誇張し、長所を過小評価します。

減点主義的な考え方で、出来てあたりまえ、できないと減点。
つまり加点という考えがありません。

ある意味、謙虚とも言えますが、自分の短所ばかりに目を向けるのではなく、長所に目を向け、自分を褒めるようにしてみてください。
同様に、他人の短所を必要以上に悪く考えていないか、良いところを無視、または過小評価していないか、考えてみてください。

感情的決めつけ

自分の感じたことから推論し、それが事実であるかのように決めつける考え方です。
その時々の感情で、物事を決めつけてしまうことです。
自分がこう感じているんだから、実際にそうだ、と思い込んでしまうクセです。

自分の不安な気持ちや緊張から、きっとあの人も楽しくないに違いない、だから好きになってくれない、と考えたり
あの人はデリカシーのない事を言ったから、人間的に価値の無い人間だ、と決めつけたりします。

傷付けられた、バカにされた、だからあの人は○○な人だ、と思った時は、一呼吸置いて
本当にそうなのか?これは自分の一時的な感情から思い込んでいるのではないか?と考えてみてください。

べき思考

「〜すべき」「〜すべきじゃない」「〜するのが当然」「〜する必要がある」という極端な考え方で、自分自身や考え方が合わない他人を批判します。
これには二種類あります。

  1. 他人に向けた「~べき思考」
  2. 自分に向けた「~べき思考」

他人に向けた「~べき思考」

相手が感じた事や行動を否定し、自分が感じるように、自分が行動するように、相手も行動すべきだ、という考えです。
私ならこう思うし、こういう行動を取る。それが常識だし、当然だから、あなたも当然そうすべき、と考えます。
この考え方は、怒りが出てきて、他人を攻撃することになり、周りと摩擦をおこします。

自分に向けた「~べき思考」

自分は、ささいなミスをしない人間なので、このような失敗をすべきではない、というような考え方です。
この考え方は、自分を追い込むことになり、苦しむもとになります。
○○すべき、ではなく、○○するように努力しよう、と考えるようにしてみてはいかがでしょうか。

レッテルを貼る

レッテルは、自分に対して貼る場合と、相手に対して貼る場合があります。
自分はこういう人だ、あの人はこういう人だ、というように。

自分や相手に対して、肯定的なレッテルを貼るのは良いのですが、否定的なレッテルを貼ると、自分が苦しくなります。

相手の人間性を否定的にとらえ、それが全てだと決めつけ、長所なんてないと思うことも。

レッテルは、自分の思い込みなので、どうせなら自分や他人に対しても、良いレッテルを貼りましょう。

責任の押し付け

問題の原因を調べるのではなく、犯人探しをし、誰の責任か?ということを調べる考え方です。

何か問題が起こった場合、原因を調べ、次に同じ問題が起きないようにすることが大事です。

でも、この考え方は「誰が悪いのか」「誰の責任か」を調べ、非難するだけです。

この、責任の押し付けには

  1. 他者非難
  2. 自己非難

があります。

他者非難

自分は完璧な存在であり、自分に問題は一切なく、全責任は他人にある。という思考法です。

親が悪い、社会が悪い、政治が悪い、先祖が悪い、○○が悪い…など、他者を非難し、自分から何かを変えようとはしません。

過去と他人は変えることができません。変えられるのは、自分と未来だけです。

現状を変えようとして、誰かを責めたり、誰かのせいにしても、現状は変わりません。
他人も過去も変えられません。
過去に目を向けず、未来を変えるために、自分を変える努力をした方が建設的だと思いませんか?

自己非難

全て私が悪い、私の責任だ、と考え、自分を責め、痛めつけます。
そして罪悪感と無力感、無価値感を感じます。
相手がどのように感じているか、などを確かめず、問題を解決しようとしません。

親をはじめ周りの人で他者非難する人がいた場合、常に非難され否定され続けた人が持ちやすい思考です。

問題を解決しようとすると、さらに非難されるため、私が我慢すればいい、自分が悪いんだ、と長年にわたり思考停止するクセが付いてしまいます。

認知の歪みを改善するために

いかがでしょうか。
このような認知の歪みは重なりあっていて、明確に分けることは出来ませんし、誰でも多少は持っている考え方です。
ただ、この考え方が行き過ぎると自分が苦しくなったり、周りを苦しめることがあります。
これら、認知のゆがみを改善するためには、まず

  • 謙虚になること
  • 素直に他人の意見に耳を傾けること
  • 改善しようと努力し自分を変える必要があると自覚すること
  • 全否定・全肯定という極端な考え方をあらため、曖昧さやグレーな部分を許す
  • 事実と解釈を分ける

というような考えが必要です。

認知のゆがみは、親や周りの人に言われ続けたことや、自分の過去の経験や体験が原因となっている場合があります。
それが認知のゆがみとして出てきて、今の自分を苦しめたりするのです。
怒りや悲しみ、つらさを感じたら「自分はなぜこんな考え方をするのだろう?」と、自問自答して自己分析してみてください。
すると、自分がこういう考えをするのは、小さいころのあの経験が元になっているのではないか、ということが分かってくるかもしれません。

上手くいかない人に共通しているのは、自分には何の問題もない、悪いのは他人や環境のせいだ、という考え方です。

それは、自分が傷つかないための自己防衛でもあるので、そういう考えは絶対に持ってはいけない、というわけではありません。

何事もバランスが大事です。

認知のゆがみの根底には

  • 社会的にも人間的にも完璧で成功しなきゃいけない
  • すべての人に愛されるような人にならなきゃいけない

と、学生時代から真面目で能力もある優等生タイプに多いかもしれません。

世の中に完璧な人は存在しません。

ある程度の自信は必要ですが、絶対に○○じゃなきゃいけない、という考えは、自分を苦しめます。

このような認知のゆがみを改善しないままでは、いくら婚活をしても上手く行くことはありません。

少し、肩の力を抜いてみてはいかがでしょうか。

そうしたとたん、案外すんなりとステキな人に出会うかもしれませんよ。

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