初対面の異性と何を話せばいいか分からない時の対処法

  • 2015/2/1
  • 更新:2016/02/17
男女の会話・イメージ

初対面の人と話すのが苦手、という人は多いかもしれません。
一方、初対面でもすぐに楽しそうに会話をして、打ち解ける人もいます。

短時間で打ち解けて、楽しそうに話をする人は、何が違うのでしょうか。

どんなに可愛くても、若くても、イケメンでも、お金持ちでも、話していてつまらない人だと、人は離れていきます。
恋愛や婚活の場面では、黙っていては損です。
まさか、デートで猫の集会のように、お互い何も話さずに1時間もボーっとする訳にもいきません。

初対面でも打ち解けて話がはずむには、どうすればいいのでしょうか。

初対面の人と話す時の基本

初対面の人と話す場合は、お互いのことを知りません。

誰でも、知らない人に対して、自然と心をガードしてしまいます。
まずは、そのガードを解かないと、自分に関する情報を話したがりません。

ガードを解き、信頼関係を作らないと、話せないのです。

信頼関係を作るには、お互いのことを知る必要があります。
そして、自分と相手の意外な共通点があれば、話が弾みます。

つまり、初対面の人と話す時の第一ステップは

お互いの共通点を探すこと

です。

  • 血液型
  • 出身地
  • 誕生日
  • 趣味
  • 学生時代のクラブ活動
  • 兄弟や家族のこと
  • 好きな食べ物
  • 音楽
  • 仕事

など、身の回りのこと等から、共通点を探していき、話が盛り上がったら、それを掘り下げていくようにすれば、短時間で親しくなることができます。
最初は血液型とかでも良いのですが、例えば、東京に住んでいる同士の話なのに、出身地が秋田県で一緒だった、しかも隣町だった、となると、まるで昔からの知り合いのように親近感が湧くものです。

会話が盛り上がらない人の特徴

異性と話すのが苦手な人は、緊張して何を話せばいいか分からないと思っているかもしれません。
また、いろいろ話しても、いつもつまらなさそうな顔をされるので、話せなくなるという方もいるかもしれません。

話が続かない人は

イエス・ノーで答えられるような質問をしていることが多いです。

イエス・ノーで答えるような質問を、クローズド・クエスチョン(閉じた質問)と言い
逆に、イエス・ノーで答えられない質問は、オープン・クエスチョン(開いた質問)と言います。

アンケートの質問等で、イエス・ノーや、三択など、丸印を付けるだけの質問が、クローズドクエスチョンです。
これに対して、あなたはどう思いますか?のように、自由筆記欄のような質問が、オープンクエスチョンです。

クローズド・クエスチョンのみの会話

  1. 昨日はよく眠れましたか?→はい→会話が続かない…
  2. 今日は寒いですね→そうですね(はい)→会話が途切れる…
  3. 映画は好きですか?→はい→話が続かない

となり、話を盛り上げようと焦り、ドツボにはまっていきます。
クローズド・クエスチョンは、話を絞り込んでいく質問のしかたです。
事実確認や、相手の考えを知りたい時には有効ですが、話が広がっていかないという欠点があります。

また、この話し方だけをしていると、相手は尋問されているような気になり、不愉快になることがありますので、注意しましょう。

クローズドとオープンクエスチョンの組み合わせ

これに対して、話が盛り上がる人の話し方は、クローズドクエスチョンで話をしぼり、オープンクエスチョンで広げて(盛り上げて)いきます。

  1. 映画は好きですか?→はい
  2. 最近、何を見ましたか?→ベイマックスを見ました。
  3. 面白かったですか?どんな映画なんですか?→面白かったですよ、特に○○が…
  4. 私は○○を見たんですけど、これも良かったです。感動しました!オススメです…

最初の一つ目の質問は、クローズドクエスチョン、二番目、三番目はオープンクエスチョンです。

映画が好きかどうかを聞き、答えが「いいえ」なら、他の質問をします。
答えが「はい」なら、何を見たのか詳しく聞いて、感想を聞いたりして、話を広げていきます。

質問をしていると、相手が目を輝かせて話に乗ってくる時があります。

その話題が、相手が話したいことです。
こうなったらしめたもの。
もっと話させてあげて、あなたは聞き役に回りましょう。

オープンクエスチョン+5W1H

話すのが苦手な人は、そうは言ってもねぇ…
と思うかもしれません。
そこでオープンクエスチョン+5W1Hで話すことをオススメします。
つまり

  1. what(何を)
  2. why(何故)
  3. how(どのように)
  4. when(いつ)
  5. where(どこで)
  6. who(誰が)

のことです。

この6つを組み合わせることによって、話が広がっていくのを実感出来るはずです。

特に、最初のwhat(何を)、why(なぜ)、how(どのように)の3つを意識してください。

4~6番の、when(いつ)、where(どこで)、who(誰が)の3つは、イエス・ノーで答えられない質問ではありますが、答えが決っているため、話が広がりにくいのです。

このように、最初の3つを拡大質問、後の3つを限定質問といいます。
話を広げていくには、拡大質問を上手く使うようにしてください。

それから、why(なぜ)は少し注意が必要です。
こちらも併せて読んでみてください。
人を不愉快にさせる残念な口ぐせ9パターン/なぜ

自己開示と好意の関係

でも、あなたが一方的に質問して、相手はそれに答えるだけだと、相手は

何で私だけ話さなきゃいけないの?

という気になります。
何も悪いことをしていないのに、警察に職務質問をされているような気になり、不愉快になります。
そうならないために、相手に質問するだけじゃなく、時々自分のことも話すようにしましょう。

自分のことを話すこと、これを自己開示(じこかいじ)と言います。

人は、自己開示してくれた人に好意を持ちます

人に質問するだけで、自分のことを話さない(自己開示しない)と、相手はまた壁を作り始めます。

自己開示といっても、会ったばかりの人に10年以上悩んでいるような、深いことを打ち明けられても困りますので、浅い内容にしましょう。

謙遜はほどほどに

こうして少しずつ打ち解けてくると、自分がいかに魅力的かを、相手に自己アピールしたくなります。

でも、日本人は謙遜が美徳、と考える人が多いので

  • 自己アピールすると自慢話みたいで嫌われるんじゃないか
  • 傲慢な人と思われるんじゃないか

と思い、周りや相手の目を気にして、つい「自分は大したことないですよー」と言ってしまうかもしれません。

でも、恋愛や婚活の場では、そういう謙遜はほどほどにしましょう。

自己アピール

ウソは良くありませんが、相手に好印象を与えるために、ちょっと大げさに言う位は問題ありません。
長所は堂々とアピールしましょう。

短所は、わざわざ言う必要もありませんが、そもそも長所と短所は裏返しです。

良い意味で「慎重な人」も、悪い意味だと「周りを気にしすぎる人」とも言えます。

見る人の立場や性格によって、長所にもなりますし、短所にもなります。
気にせずに、でもさり気なく自己アピールしましょう。

このように、自分の長所や短所も含めて、他人に好印象を与えるために、どうアピールするか、ということを自己呈示(じこていじ)と言います。

この時、気をつけないといけないのは、嘘はダメ、ということです。
嘘をついても、いずれバレますし、嘘を隠すために、さらに嘘をつくことになり、嘘をついた本人が苦しくなります。

自分を必要以上に盛って、大きく見せようとするのはやめましょう。

共感型の会話

ここまで親しくなったのに、会話が議論にならないように気をつけましょう。特に男性は。

趣味の話や、興味のある分野で、男性は知識量の多さを競ったりしがちです。
誰が上で誰が下かを気にしたり、誰が正しいか、間違っているかを議論したりすると、せっかくここまで親しくなったのに、台無しになります。

ここでの会話の目的は、初対面の異性と短時間で親しくなって打ち解けることです。

この人は私のことを分かってくれる、この人なら信頼できる、と思ってもらう。
それには、共感型の会話をする必要があります。

会話の中で、「嬉しい!」「面白い!」「それヒドイね!」「それは悲しいね」などのように、喜怒哀楽の感情を共有するような会話を心がけてみてください。

こちらもご参考に→男と女の会話がすれ違う理由

笑顔で話す

どんなに共通点を見つけて、自己開示して、共感しつつ話していても、無愛想な顔をしていては台無しです。

笑顔で、相手の目を見て話しましょう。

自分の好みのタイプの人と話す時は、目を見つめて話すはずです。
そして、嬉しいので、自然と笑みがこぼれるものですよね?

相手の目をみて、笑顔で話すというのは

  • あなたと話すと楽しい
  • あなたと一緒にいるだけで嬉しい

というメッセージを相手に伝えます。
相手も、笑顔の人と話すと、リラックスして話せるものです。

一方

  • 疲れたような顔した人
  • 覇気のない人
  • 元気のない人
  • 自信がなさそうな人
  • 笑顔のない人

からは、どんな人でも離れていきます。
無愛想(表情に乏しい)で、目を見ないで話す人とは話しづらいものです。
話しづらいどころか「私に話しかけるな」と言っているように見え、人が離れていきます。

逆に、いつもニコニコ笑顔の人には、人が集まってきますし、皆に好かれます。

幸せだから笑うのではありません。笑うから幸せなのです。

初対面でも話が弾むには

初対面でも話がはずむ人、話がうまい人は

  1. 質問して、自分と相手との共通点を探す
  2. オープンクエスチョンで、話を広げる
  3. お互いに自己開示して親しくなる
  4. 自己呈示で自己アピール
  5. 相手の話に共感する

というような会話をしている事が多いのです。

「私の話は面白く無いから」「話しベタだから」と言わずに、このような話し方を心がけると、きっとアナタの恋愛や婚活も上手く行くこと間違いなしです。

そして、せっかく話が弾んでも、このような言葉で台無しにしないように、こちらも読んで見てください。
人を不愉快にさせる残念な口ぐせ9パターン

いかがでしょうか?

話すのが苦手だから、出会いの場に出かけることが出来なかった方は、ぜひ実践してみてください。
あと、アナタに必要なのは、一歩踏み出す勇気です。
そのお手伝いをする婚活バスツアーでお待ちしています

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